次世代の学校教育に求められる 「社会科学習指導の専門性」の育成に関する一考察 －教職大学院に期待される学びの高度化と多様化に着目して－

서지정보

· 발행기관 : 한국사회과수업학회
· 수록지 정보 : 사회과수업연구 / 6권 / 1호 / 139 ~ 158페이지
· 저자명 : 大澤 克美

초록

2017年版の学習指導要領は、汎用性に富む資質・能力の育成をより明確にめざすものとなり、それを実現する授業改善が求められるようになった。この授業改善を社会科においても進めるためには、どのような学習指導の専門性が期待されるのか。本研究では、学校現場で社会科教育をリードする教員の育成を目的として、東京学芸大学に新設される教職大学院・社会科教育サブプログラムを事例に取り上げ、学習指導要領改訂の要点である「主体的・対話的で深い学び」と「カリキュラム・マネジメント」、さらにはそれらを具現化していく専門性を培う「理論と実践の往還」について、大学院生に求められる学びのありようを検討する。これは、教職大学院において社会科授業研究を深める過程で、授業改善を可能にする多様な専門性を、次世代教育に求められる「主体的・対話的で深い学び」と「カリキュラム・マネジメント」を軸に構造化する試みであり、養成・研修等の教師教育においてそれらの育成をより確かなものにする社会科内容構成学を構想する試みでもある。そこでは特に今後の社会科教育を見据えた新旧の専門性の再構成、「理論と実践の往還」の問い直しと教科内容構成学の構築に向けた取り組み等が主な課題となる。

참고자료

· 없음