한국인일본어학습자에 의한 네트워크형 CALL교재의 평가

소개

水町외(2004)에서는 네트워크 형 CALL교재를 개발해, 인상평정조사를 통해 유익한 교재임을 밝혔다(水町외 2006a, 2006b). 하지만 학습효과에 대한 검증은 이루어지지 않은 관계로 본 연구를 통해 새로운 네트워크 형 일본어 CALL교재를 작성해, 학습효과의 측정과 인상평정조사를 실시하여 한국인 일본어학습자에 의한 본 교재의 종합적인 평가를 목적으로 했다.
청해 연습과 언어, 문화적 지식을 목적으로 한 교재로 학습자의 요망이 많은「청해 : 일본의 생활「우리들의 일상생활」」을 작성했다. 본 교재를 한국인 일본어학습자의 특별클래스에서 사용했다. 일본어능력시험을 통해 학습자를 2개의 그룹(상위군, 하위군)으로 나누고, 교재를 이용하기 전후로 사전, 사후테스트로 청해, 어휘테스트와 인상평정조사를 실시했다. t검정을 통한 테스트결과의 분석과 인상평정조사의 결과를 통해 종합적으로 유효한 교재임이 밝혀졌고, 이로 인해 「3라운드제의 지도이론」(竹蓋 1997)에 의한 일본어 CALL 교재의 유효성을 다시 한번 재입증할 수 있었다.

목차

1. 연구의 배경과 목적
2. 작성교재의 개요
3. 시행클래스의 개요
4. 시행클래스의 조사와 결과
5. 종합고찰

본문내용

１．研究の背景と目的

近年、コンピュータの発達に伴い、教育においてコンピュータやコンピュータネットワークの利用が行われている。外国語教育においても例外ではなく、英語教育をはじめとし、日本語教育においてもコンピュータの利用が議論されている。また、多種多様なコースウェアが開発され、調査及び評価研究も行われている（鄭 2003、尹 2005、尹 2006など）。
水町ほか(2002)は、CALL(Computer Assisted Language Learning：コンピュータ支援による言語学習)の研究において、体系的な指導システムとして開発され、実践され、実証されてきた研究は少ないと指摘し、数年間に渡る実践によってその効果が実証された「三ラウンド制の指導理論」（竹蓋 1997）を優れた指導法であるとし、水町ほか(2003)において、この理論に基づいてパッケージ型（CD-ROM）の日本語CALL教材を開発した。また、この教材は特別クラスにおいて学習効果の測定と印象評定、さらに学習活動の検討が行われ、総合的に有効であり、有益であるとの結論が得られた。
水町ほか(2004)では、ネットワーク型の日本語CALL教材を開発し、水町ほか(2006a)と水町ほか(2006b）では印象評定調査の結果から有益であるとの結論が得られた。さらに、これらの教材は尹(2005)と尹(2006)の調査及び研究においても高い評価が得られている。しかし、印象評定調査のみの結果であり、学習効果の検証は行われていない。
そこで、本研究では「三ラウンド制の指導理論」に基づく「僕たちの日常生活」を用いたネットワーク型日本語CALL教材を新たに作成し、学習効果の測定と印象評定調査を行った。

<중 략>

５．総合的な考察

以上のように本研究では、韓国人日本語学習者を対象にした事前・事後テストと印象評定調査の両面からネットワーク型日本語CALL聴解練習教材「僕たちの日常生活」における総合的な評価を行った
　本研究の意義は、学習者のニーズを考慮した日本語CALL教材を開発し、事前・事後テストと印象評定調査で総合的な検討を行い、本教材が高い評価を受けたことを検証したことである。最終的には水町ほか(2003)と水町ほか(2006a)と水町ほか(2006b)についで、「三ラウンド制の指導理論」に基づく日本語CALL教材の有効性を裏付けることができた。

참고자료

· Childs, Marshall R.(1995)”Chapter 8: Good and Bad Uses of TOEIC by Japanese Companies,”Language Testing in Japan(Jamae Dean Brown and Sayako Okada Yamashita, eds.), A Special Supplement to The Language Teacher, The Japan Association for Language Teaching, pp.66-75.
· Childs, Marshall R.(2002)”What You Can Expect from TOEIC Preparation,”The Daily Yomiuri, October 18, pp.18.
· 鄭起永(2003)『マルチメディアと日本語教育―その理論的背景と教材評価』凡人社
· 川村よし子・北村達也(2001)「インターネットを活用した読解教材バンクの構築」『世界の日本語教育』第6号、pp.241-255.
· 林俊賢(2005)「台湾人日本語学習者のためのCALL教材の作成と利用」（2005年度広島大学大学院教育学研究科に提出された修士論文）
· 水町伊佐男・多和田眞一郎・山中恵美(2002)「日本語CALL聴解練習用教材開発の検討」『広島大学日本語教育研究』12, 広島大学大学院教育学研究科日本語教育学講座, pp. 17-23.
· 水町伊佐男・桑原陽子・福田倫子・森千枝見(2004)「インターネット利用の日本語CALL聴解練習教材「私の年中行事」の作成」（2004年日本語教育国際研究大会予稿集（発表２））, pp.64-69.
· 水町伊佐男・多和田眞一郎,・茅本百合子・桑原陽子・山中恵美 (2003) 「日本語CALL聴解練習用コースウェアの開発と評価」『日本教育工学会論文誌』27(3), pp.237-346.
· 水町伊佐男・尹楨勛(2006a)「e-Learningのためのマルチメディア日本語教材と教師支援」『広島大学日本語教育研究』16, 広島大学大学院教育学研究科日本語教育学講座, pp.41-48.
· 水町伊佐男・尹楨勛・尹鎬淑・安秉杰(2006b)「ネットワーク型CALL教材を用いた日本語授業の実践－韓国の大学生によるクラス利用を中心に－」『広島大学日本語教育研究』16, 広島大学大学院教育学研究科日本語教育学講座, pp. 33-40.
· 竹蓋幸生(1997)『英語教育の科学』, アルク
· 尹楨勛(2005)『調査報告書―コンピュータ及びコンピュータネットワークを利用した日本語教育の現状と課題―』（広島市立大学の受託による調査報告書）
· 尹楨勛(2006)「日本語CALLコースウェアの評価に関する研究」『日本文化學報』28, 韓國日本文化學会pp.147-166