日本語動詞「ねらう」の意味論的考察‒「めざす」との対照を通して‒

서지정보

· 발행기관 : 한국일본근대학회
· 수록지 정보 : 일본근대학연구 / 42호 / 85 ~ 102페이지
· 저자명 : 김경혜

초록

本稿は「N1がN2をV(/Vて~する)。」という構文構造を持ちながら、目標を必要とする類義語の関係にある日本語の他動詞「ねらう」と「めざす」を対象に、意味論的立場から対照、考察したものである。両動詞の対象の性格と対象になる目標に関して対照分析を行い、意味領域の類似点と相違点を明確にし、その意義素を抽出して、総体的な意味特徴を明らかにするのが研究目的である。対照分析で「ねらう」は「限定性」と「加害性」という意義素を持っていることが確認でき、「めざす」は、動作主と関連して「移動性」と「志向性」いう意義素を持っていることが確認できた。また、「ねらう」の場合、受動態と可能表現を通して意義素の再確認をし、以下のような結論に到達した。「ねらう」：好ましくない影響を及ぼす対象としてある対象を選び出して、それを目標値として達成しようとすることを表す。ただし、全体の中からある条件を満たす不特定部分を取り出すということを表す場合と具体的にどのような行動を取るのかが明らかな場合は必ずしも好ましくない影響を及ぼすわけではない。「めざす」：目標の成立に向けて時間や努力を費やす段階を経て、価値の見出せる地点に辿り着こうとすることを表す。本稿では「て形」を取る場合も含めて分析し、「ねらう」と「めざす」の自立性に関しても考えてみた。しかし、分析方法の普遍性に関する検証はできていないので、残る課題となった。

참고자료

· 없음