日本の地方新聞における 紙とインターネットのジレンマ ―地方紙電子版普及における課題と展望―

서지정보

· 발행기관 : 한국일본문화학회
· 수록지 정보 : 日本文化學報 / 85호 / 45 ~ 58페이지
· 저자명 : 김혜주

초록

従来、従来、紙を主な媒体としていた新聞業界は、読者数の減少などによって斜陽化しつつある。このような危機を受け、2020年現在、新聞業界では紙媒体からインターネットを媒体とする電子版への転換が求められている。特に、ビジネスの展開エリアが小規模である地方新聞においては、電子版へのスムーズな転換と活性化が生存に直結する重要な事案であると考えられる。 一方、新聞大国とも呼ばれる日本においても、地方新聞各社は様々な電子版サービスを提供している。中でも注目されるのは日本の地方紙の中に地域の代表的メディアとして地域住民から全国紙よりも愛読され、地域内で全国紙より高い世帯普及率を保有するものが多数あるということである。それにも関わらず、日本の地方紙においては、電子版への早急な転換に積極的でなく、むしろ紙媒体の新聞に重点を置きながら電子版を追加的に運営するという、すなわち電子版を優先する世界的な潮流とはある程度異なる傾向が見受けられるのである。本研究はここに着目し、日本の地方新聞社が紙中心のシステムを維持する構造的な原因を調査した。そして調査に基づき、日本の地方紙における電子版サービスをいかなる手法で活性化できるのかについて論じた。調査のため、日本国内における地方新聞の電子版担当者を対象に、インタビューを行なった。また、日本新聞協会及び読売新聞が発表した統計データも一部活用した。

참고자료

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