韓国人日本語学習者のための類義語研究 - 日本語の希望を表す表現を中心に -

서지정보

· 발행기관 : 한국일본어문학회
· 수록지 정보 : 日本語文學 / 1권 / 96호 / 65 ~ 85페이지
· 저자명 : 권성

초록

日本語の希望を表す表現の中には「たい」「ほしい／てほしい」「てもらいたい／ていただきたい」「といい／ばいい／たらいい」があるが、韓国人日本語学習者は似ている表現が多くて学習が困難である。それで、本研究では日本語のドラマの台本を対象に各形式が使用される頻度及び共起する形式と文での機能を具体的に考察した。その結果、「たい」と「てほしい」が一番多く使用されており、動詞の使役形や丁寧語も共起している場合があった。また、「たい」と「てほしい」では聞き手に「強い依頼」、「強い主張」、「非難や不満」の機能をしている場合があり、「てもらいたい／ていただきたい」と「といい／ばいい／たらいい」では聞き手に肯定の働きをする「婉曲的な依頼」の機能も見られた。日本語の希望表現は単純な希望を表す場合より聞き手や第三者に何かを要求する機能として多く使われており、日本語で会話をする際失礼な言い方にならないようにしたり、正確に意思伝達をするために学習者はこのような機能を学習する必要があると判断される。

참고자료

· 없음