ポストコロナ時代の教養日本語学習者の動向に関する研究 -南ソウル大学校におけるアンケート調査の結果を中心に-

서지정보

· 발행기관 : 한국일본어문학회
· 수록지 정보 : 日本語文學 / 1권 / 101호 / 69 ~ 86페이지
· 저자명 : 오기노신사쿠

초록

本稿は、韓国の南ソウル大学校において実施したアンケート調査の結果を基にポストコロナ時代における韓国人教養日本語学習者の動向に現れた変化を探ることにより、これからの教養日本語教育の方向性を示すことを目的とする。アンケート調査の結果から教養日本語教育の方向性を示すと、次のとおりである。　まず、授業において取り扱う語彙や文法を従来より減らし、必要最小限の学習内容を示すことで、より多くの学習者が授業の進度についていきやすいように配慮する必要がある。また、日本人との交流、日本人の日常生活や伝統文化について知ることができる内容を伴う日常会話をテーマにした教材をなるべく使用し、なおかつ日本人とのコミュニケーションスキルを実用的に学ぶことができる会話中心の授業形式を採用する必要がある。そして、日本語学習が今学期の授業に留まるのではなく、次の段階の学習につながる学習内容や方法についても学習者に示していくことが大切である。以上の三つの事項を各大学の実情に合わせながら臨機応変に実践していくことで教養日本語教育のよりよい発展を期待する。

참고자료

· 없음