日本のテレビドラマ『それでも、生きてゆく』(2011)における少年犯罪事件の回復考察―加害者家族を中心に―

서지정보

· 발행기관 : 단국대학교 동아시아인문융복합연구소
· 수록지 정보 : 日本學硏究 / 72권 / 147 ~ 170페이지
· 저자명 : 남상현

초록

本稿では、日本のテレビドラマ『それでも、生きてゆく』(2011)に描かれた被害者家族と加害者家族の物語を中心に、少年犯罪事件を経験した人々の回復について考察した。そのため、加害者家族と加害者家族の出会いによって彼らの人生が変わっていく過程を「修復的司法」の概念やプロセスを基に検討した。被害者の兄･洋貴と加害者の妹･双葉は出会い、「対話」することでお互いを理解し、双葉が心から謝罪することで互いを受け止めるようになった。彼らの理解と受容は互いを被害者という運命共同体として「連帯」させ、同時に社会的に非難され疎外されていた互いの人生に「居場所」を提供した。洋貴と双葉だけでなく、彼らの母親も変わった。このような互いの理解は事件を克服するための足がかりとなり、彼らの人生は前に進めるように変化していったのである。『それでも、生きてゆく』は彼らの回復を劇的かつ理想的に描写することで、現実が必要とする目標と理想を文学または文化的に大衆に提示したと考えられる。 加害者家族に対する配慮が不十分な現実と比べ、日本のテレビドラマ『それでも、生きてゆく』を通じて被害者家族だけでなく加害者家族もやはり事件に向き合い、共に立ち直ることで社会に復帰できるという事実を検討できたという点に本稿の意義を置く。

참고자료

· 없음