基地問題をめぐる沖縄政界の共通認識 — 認識基盤としての沖縄アイデンティティーを中心に

서지정보

· 발행기관 : 한림대학교 일본학연구소
· 수록지 정보 : 한림일본학 (구 한림일본학연구) / 38호 / 27 ~ 55페이지
· 저자명 : 한동균

초록

本研究の目的は基地問題をめぐる沖縄と日本政府との対立の中で、オール沖縄が掲げている沖 縄アイデンティティーの根源と歴史的に確かめることにある。そのため、とりあえず、沖縄政界がアイ デンティティーの背景と主張している諸事件を分析した。分析結果、沖縄戦、平和憲法との分離、 朝鮮戦争と米軍の長期占領という事件の中で、県民は琉球王国の文化であった 「非武の文化」と反 戦平和を願う心が作られたことが分かった。一方、米軍の強圧的な土地接収により、沖縄政界は日 本への復帰を推進しようとした。これは平和憲法と日本の経済的支援が沖縄に投射されて米軍占領 を終えさせるとともに、基地問題と解決しようとする意図から行った。このような認識はベトナム戦争と 沖縄返還交渉を経りながらも現われた。特に、保守系は米軍基地を認めたが、それは地域発展を ための一時的な受容であった。つまり、沖縄政界は方向性に対して差があったが、「基地なしの沖 縄」を希望していたといえる。この認識は返還を通じて敗戦の歴史を終結させるが、基地を維持しよう とした日本政府の基地問題に対する認識とは、根本的に異なる視覚だった。たとえ、沖縄保守系と 日本政府の意見合致のため、基地は存続されたが、平和の島に対する願望は本土政治と相違であ る沖縄アイデンティティーとして存在してきた。このような分析結果はアイデンティティーと基地問題の 現在に焦点を当てる既存研究を補い足し、沖縄アイデンティティーを歴史的脈絡から明らかにした点 に、その意義を持つといえるだろう。

참고자료

· 없음