在米日本人父母のバイリンガル教育への態度 - 在米韓国人父母の態度との比較を中心に -

서지정보

· 발행기관 : 단국대학교 동아시아인문융복합연구소
· 수록지 정보 : 日本學硏究 / 49권 / 387 ~ 407페이지
· 저자명 : 이정희, MIKI TAKASHI

초록

本研究は、米国における継承日本語教育に影響を与える要因の一つとして、在米日本人父母のバイリンガル教育に対する態度に着目し、その様相を考察したものである。考察にあたり、類似した属性を持つものと思われる在米韓国人父母の態度を比較対象として設定した。考察した課題は、(１)父母のバイリンガル教育に対する態度はどのような因子によって構成されているのか、(２)日本人父母のバイリンガル教育への態度の構成因子は、韓国人父母のそれと比べてどのような特徴を持っているのか、という二点である。なお研究方法として、質問紙調査によって得られた回答をもとにした因子分析、および分散分析を使用した。 まず課題(１)に関しては、因子分析の結果、バイリンガル教育の「重要性」、「実用性」、「必要性」という三つの因子が検出された。 また課題(２)に関し、前述のバイリンガル教育の「重要性」および「実用性」については日本人父母群と韓国人父母群いずれも高い値を示した。一方、バイリンガル教育の「必要性」については、日本人父母群の値が韓国人父母の値より有意に低いことが示され、日本人父母がバイリンガル教育の重要性や実用性については強い態度を持っている一方で、その必要性については相対的に強い態度を保持していない可能性が指摘された。

참고자료

· 없음