도리이 류조(鳥居龍蔵) 일본민족 기원론에서의 남방계 민족 -민족이동의 관점에서-

서지정보

· 발행기관 : 동아시아일본학회
· 수록지 정보 : 일본문화연구 / 40호 / 257 ~ 279페이지
· 저자명 : 세키네히데유키

초록

近代日本では、「南進論」の影響のもとで日本民族や日本文化の起原をアジアの南方に求める試みが盛んであったが、そこでは南方文化の伝播にとどまらず、南方系民族の民族移動が前提とされていた。当時、定説だった鳥居龍蔵の日本民族起源論もやはり民族移動を前提に論理が展開されていた。しかし、帝国主義の崩壊後、南方起源論は帝国主義に迎合したイデオロギーと認識されただけでなく、「日本民族の起源研究」が「日本民族文化の起源研究」にとって代られ、鳥居説も文化伝播の視角から評価されることとなった。ところが近年、人類遺伝学で先史時代の民族移動に関する研究が進められており、民族移動に先駆的な業績を残した鳥居の学説は再評価が待たれているといえよう。本稿ではこの間、十分な評価の機会を得れなかった鳥居の南方起源論について政治的背景、学問的系譜、学説形成の契機などから考察することを目的とした。まず、政治的には、鳥居の現地調査が台湾総督府の南方政策と足並をそろえていたことは確かだとしても、学界が「大東亜共栄圏」構想に迎合していた時代にむしろ沈黙も守っていた点で、政治に学問を従属させないという彼の所信を垣間見ることができる。その意味で彼の説を虚構のイデオロギーに還元することは不当であろう。また、鳥居説は基本的に他の研究者と同様に、日本民族をアイヌ․北方系民族․南方系民族の複合とみなすベルツ説を継承しているが、神話解釈や考古学的成果などの援用に留まる他の研究者と違い、海外現地調査を基にしている点で差別化される。彼の南方系起源論の形成契機は、国内の被差別部落民研究と台湾原住民の調査を連携であり、それは「インドネシアン」の民族移動としてまとめられた。さらに台湾調査の過程で得られた原住民と中国西南部の苗族系民族との系統というテーマは、苗族系民族と日本民族との系統というテーマに発展し、それは「インドチャイナ民族」の民族移動としてまとめられた。後者は戦後、文化伝播の観点に転換されて継承されてきが、近年は「長江文明論」に代表されるように、民族移動を前提とした文化論が提唱されいる。それは鳥居説における民族移動の観点が回復した形態の継承と見なせるであろう。

영어초록

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참고자료

· 없음