沖縄県におけるリゾート・ホテルの発展に関する一考察 －國場組，及びホテルムーンビーチを中心に－

서지정보

· 발행기관 : 동북아관광학회
· 수록지 정보 : 동북아관광연구 / 7권 / 2호 / 317 ~ 337페이지
· 저자명 : 宮城 博文

초록

本研究の目的は，沖縄観光が未整備であった1960年代から沖縄観光のエポック・メーキングとなった1970年代後半までを中心に「『経済・社会状況の変化という外部環境に対するホスピタリティ産業の対応』といった歴史的変遷の把握」，及び「サービス・コンセプト実現におけるプロセス」，これらを明らかにすることである。そして，國場組という当該地域の企業が開業したホテルムーンビーチのサービス・コンセプトの形成過程，及び貢献度について考察を行った。沖縄の日本復帰，1975年の海洋博開催に伴い，観光関連のインフラが整備され，沖縄県への訪問客数も劇的に増加する。しかし，1975年の海洋博後における訪問客数の劇的の落ち込みに伴い，多くのホスピタリティ産業の倒産という危機的状況を迎えた。本研究では，まず始めにホスピタリティ産業のクラスター形成の過程について，時間を追って分析した。その考察を通じて，沖縄の日本復帰前に國場組が観光開発への着目したこと，そして國場組がホスピタリティ産業のクラスター形成に貢献していたことが明らかになった。次に，國場組が開業したホテルムーンビーチを考察し，ホテルムーンビーチがリゾートという言葉が全国の中でもほとんど存在していない時期において，地域性が考慮された「海と緑，空間」というサービス・コンセプトを実現することにより，顧客ロイヤルティに繋がり，さらにその成功により，沖縄県における本格的なリゾート・ホテルの幕開けをもたらしたことが明らかとなった。最後に，國場組，ホテルムーンビーチという当該地域の企業が沖縄県のホスピタリティ産業の発展形成過程の中でエポック・メーキングの役割を果たしたことが明らかとなった。

참고자료

· 없음