元山源興学校の設立と変容について ―日本外務省外交史料館所蔵「日本語教授ノ為メ創立セラレタル 元山源興学校ニ補助金下附ノ件」の分析を中心に―

서지정보

· 발행기관 : 한국일본문화학회
· 수록지 정보 : 日本文化學報 / 87호 / 297 ~ 312페이지
· 저자명 : 황운

초록

本研究では、韓国近代教育機関である元山源興学校を取り上げ、元山源興学校の直接的な記録である外交史 料「日本語教授ノ為メ創立セラレタル元山源興学校ニ補助金下附ノ件」の検討を通じ、元山源興学校の実状を明 らかにし、近代韓国における私立学校の設立と変容の一端について考察した。 1899年9月、近藤範治により設立された源興学校は、韓国有志により創立された私立学校元山学舎を前身とする公 立小学校から誕生した。 厳しい財政状況の中で運営されていた源興学校は、1902年10月、在元山領事館事務代理を通じ、「在元山源 興学校補助金禀請ノ件」を日本外務省に提出する。この要請は受け入れられ、1903年1月から毎月30円の補助金 が支給されるようになったが、1904年4月25日、近藤範治がロシア軍の捕虜となり押送される事件が起き、源興学校は 領事および守備隊長の監督下に置かれるようになる。 韓人子弟の近代教育を目標としてして創立された源興学校であったが、日露戦争の際という歴史的な背景により、 日本のために仕事ができる人を養成する学校に変わっていった。1905年2月、元山日語学校と改名した源興学校が、 その後、どのように変貌していったかについては、今のところ明らかにしえないが、残されている記録から見て、統監府 設置後においても日本語教育機関として存続していたと考えられる。

참고자료

· 없음