この論文では金春洙の『處容断章』詩集と西脇順三郎の『Ambarvalia』を中心に受容や変容などの影響関係と見られる詩作品を調べた。 金春洙の『處容断章』の詩篇「雪、海、山茶花2」、「雪、海、山茶花 ... 春洙は西脇の『Ambarvalia』の詩篇から句、モチーフ、素材などをパスティシュしていることが分かった。一人の作品のように見られる類似作品が交差点で出会う形状を成した理由の一つとして、無意味詩論と超 ... 技法に止まっており、独特な詩的世界は保っている。西脇の超現実主義作品と金春洙の難解詩(無意味詩)が、ある程度拡張された読み方が可能になったのだ。 In this paper, we looked