日本のアニメーションには神話的・宗教的要素が目立つ作品が少なくない。新海誠監督の作品のうち、「災難3部作」とも呼ばれる、『君の名は。』(2016), 『天気の子』(2019), 『すずめの戸締まり ... 』(2022)には「巫女」という職業が登場したり、神社を背景から、神との繋がりとしての「巫女」的性格を表したりする。東日本大震災が新海誠監督の作品に大きな影響を与えたこと周知のとおりである。それに、三 ... 、つまり「巫女」的な性格を持つキャラクターの性格を確認する。また、日本の神話との比較分析を通じて、男女キャラクターの関係構図とその意味について考察する。 There are quite a few