日本の乳児院の一時保護機能に関する尺度開発 ―乳児院の一時保護委託の調査をもとに―

서지정보

· 발행기관 : 동아시아일본학회
· 수록지 정보 : 일본문화연구 / 94호 / 45 ~ 66페이지
· 저자명 : 조문기, 益満孝一, 猪谷生美

초록

本研究は，一時保護の際に生じる乳児院の環境リスクや一時保護された乳幼児に生じやすいリスクの現状と課題について，因子分析により尺度開発を行うことである．そこで，日本の乳児院128施設にアンケート調査を行い，返信のあった84施設(有効回答率65.6％)を研究対象とした．因子分析は最終的に最尤法，プロマックス法を用いた．結果は，①｢一時保護の受け入れ時の困難状況とリスク回避尺度｣の下位尺度は｢受け入れ時職員確保の困難性(8項目)α係数＝.83｣，｢保健福祉職によるリスク回避(3項目)α係数＝.75｣，②｢一時保護の受け入れ後尺度｣の下位尺度は｢家庭復帰等の面接･調整(12項目)α係数＝.81｣，｢受け入れ後職員の確保困難と負担(9項目)α係数＝.80｣，｢親子関係調整尺度｣の下位尺度は｢保護者による押しかけ連れ去るリスク(11項目)α係数＝.89｣｢親子関係調整の面接(7項目)α係数＝.85｣であった．信頼性の検討として各下位尺度のCronbach のα係数は，.89～.75であり，内的整合性はほぼ十分な値が得られた．よって，乳児院の一時保護機能に関する3つの尺度が開発された．

참고자료

· 없음