大邱広域市の観光地に見られる言語景観について －都心循環コースと近代文化路地の表記を中心に－

서지정보

· 발행기관 : 동아시아일본학회
· 수록지 정보 : 일본문화연구 / 64호 / 293 ~ 313페이지
· 저자명 : 조은영

초록

本研究は、大邱広域市の観光コースに見られる言語景観についてどのような特徴があるのかを多言語表記を中心に分析したものである。本研究の結果は、大邱広域市以外の観光地や日本の観光地、また非観光地の言語景観とを比較するための基礎資料となる。調査の結果、「韓国語」の単一語表記は「循環コース」に47.8％，「文化路地」に57.6％現われ、両者ともに非常に高い比率であった。多言語表記は、「韓国語･英語」の2言語表記の場合、「循環コース」に26.7％、「文化路地」に2.5％が現われ、「循環コース」に非常に多く見られた。しかし、「韓国語･英語･中国語･日本語」の4言語表記の場合、「循環コース」に13.7％、「文化路地」に16.7％が現れ、両者に大きな差は見られなかった。また、「韓国語･英語･韓国語漢字」の場合、「循環コース」に3.1％、「文化路地」に10.6％が現れた。多言語表記は、言語の構成において統一性がなく、二ヶ所は道案内や案内文は多言語表記であったが、博物館などの館内の案内板や展示物の説明文は「韓国語」の単一語表記であった。統一性のある多言語表記のためには、言語政策の関係者の関心や言語景観に関する理解が必要だと思われる。

참고자료

· 없음