모리 오가이(森鷗外)의 독일 3부작에 관한 고찰 (A Study of Moriogai’s Trilogy)

서지정보

· 발행기관 : 일본어문학회
· 수록지 정보 : 일본어문학 / 82호 / 341 ~ 360페이지
· 저자명 : 이기섭

초록

本稿は森鴎外のドイツ3部作の作品世界を分析した。『舞姫』は近代的精神に目覚めた一知識人の内面的葛藤を描いたもので日本近代文学の成立に重要な問題を提示した。『舞姫』の太田豊太郎は渡独して3年が経った25歳の時外国の自由な雰囲気の中で初めて政治家となるべき豪傑としての自己像に異和感を覚え、そういうものとは違う真の我を自覚するようになった。だが、彼の目醒めかけた自我が周りの与件によって破壊されるのである。ところが、『うたかたの記』の巨勢は美的創造という行為を通じて遂げられる純粋な自己実現の過程として追求されようとしていた。『舞姫』の相沢謙吉がエリスを精神的に殺し、太田豊太郎から決定的に引き離したように狂王はマリイを殺して巨勢の夢を失わせてしまった。巨勢はマリイを失ったことですべてのものが消えてしまうのである。それらに対して『文づかひ』は貴族的な許婚にからむイイダ姫の内面的な苦悩を問題としているところがある。そのイイダ姫を苦悩の闇路から救う役割を果たした小林自身、祖国日本では親の強圧によって結婚しなければならない事実、そういう封建的社会に対する批判を基調として書き上げたと言える。『舞姫』、『うたかたの記』では自己自身の資質の開花を何ものかに宿命的に妨げられる悲恋の物語を書いた。しかし、『文づかひ』にいたって、はじめて自らの意志によって自我を貫くことを得た主人公の姿を描き出したことが窺える。

영어초록

This article analyzes Moriogai’s Trilogy. 『Maihime』is a story about an intellectual who finally realizes his own ego and undergoes internal conflicts in achieving his true ego. 『Maihime』proposes an important issue on modern literature of Japan. Toyotaro Ota in 『Maihime』realizes a true ego in an atmosphere of freedom of Germany. But his true ego is destroyed by external conditions. The process of self-reliance of Kose, on 『Utakatanoki』, is done through the act of aesthetic creation, being part of pure self-realization. 『Fumizukai』deals with aristocratic marriage and tells the internal agony of princess Ida who goes against the aristocratic marriage. Kobayashi, who saves Ida from her marriage, shows that people in Japan also still sticks to the old custom like in Germany, and he criticizes the vestige of feudal society. 『Maihime』and 『Utakatanoki』describe that the characters’ own features were interupted by something in a fatalistic way, but in 『Fumizukai』, the character finally achieves his own ego by himself with his own will.

참고자료

· 없음