南山大神宮の宗教的性格に関する研究 — 居留民奉齊神社の民間信仰性を中心に —

서지정보

· 발행기관 : 동방문화대학원대학교 동양학연구소
· 수록지 정보 : 동방문화와 사상 / 2호 / 245 ~ 273페이지
· 저자명 : 문혜진

초록

日帝植民地期に国家神道に関する研究は植民地時代の朝鮮に日本の国家宗教を移植しようとする朝鮮総督府の宗教政策と、これによって民族アイデンティティの抹殺を強要された被植民地人であるという二項的対立構造に焦点が合わされてきた｡ 国家神道は明治維新の以来、皇室神道と神社神道が結合して作られた国家祭祀の体制として、国家神道と関連された植民地の主体は彼らの多様な目的を向けた競合の場の中で、いわゆる国家神道の移植を実践してきた｡ そして彼らの一人ひとりの実践的行為は'国家神道の強制'という単一な社会的行為に還元できない｡ 日帝植民地期の神社は大きく日本居留民によって創建された居留民奉齊神社と植民政権によって建立された官公立神社に分けることができる｡ 韓日併合の以後、植民政権によって建立された朝鮮の総鎭守である朝鮮神宮及び各地方の総鎮守として創建された地方神社が皇民化のための神社参拝と国家祭祀に積極的に利用されたが、日本居留民によって創建された居留民奉齊神社はほとんど韓日併合の以前、居留民の宗教的必要性によって創立された｡ 靑井哲人によると、1915年まで朝鮮に創建された居留民奉齊神社は總25個、遙拜所は總6個であり、遙拜所を含めた31ヶ所の神社のなかで4ヶ所を除いた27ヶ所の神社がアマテラスを祭神として奉齊した｡ 本稿では日本居留民と居留民奉齊神社との関係を把握するために、漢城府で最初に建てられた居留民奉齊神社である南山大神宮を研究対象に、漢城府に住んだ日本居留民の社会的・宗教的生活を再照明し、彼らにとって神社の含意を把握しようとする｡ また、南山大神宮の祭神や祭祀の民間宗教的性格、すなわち神社祭祀の歳時風俗⋅一生通過儀礼及び霊的な慰安のための儀礼的側面の考察を通じて、国家神道の宗教性を考察しようとする｡ この研究は今まで皇民化の手段の社会的機関として一蹴されてきた国家神道の祭神及び祭祀の宗教性を考察して、既存に議論されてきた国家神道の単一性を越えて国家神道に対する日本居留民の階層的経験の多様性を提示することにその意義がある

참고자료

· 없음