主語の有情･非情性と他動詞文の表現事態

서지정보

· 발행기관 : 한국일본문화학회
· 수록지 정보 : 日本文化學報 / 85호 / 303 ~ 320페이지
· 저자명 : 최서영

초록

本稿では日本の文学作品、社会書籍から人主語の他動詞文300例と非情物主語の他動詞文300例を収集し、他動詞文間の比較分析を行った。 まず目的語の結果含意の有無を基準にして、Aタイプ(結果含意タイプ)とBタイプ(結果非含意タイプ)に大別し、Aタイプについては人の意志動作の引き起し(a-1)か、人の生理変化や心理変化の引き起し(a-2)か、非情物の作用や変化の引き起し(a-3)かによって分類した。 考察結果として、人主語の他動詞文でも非情物主語の他動詞文でもAタイプよりは Bタイプの例が多く見られたが、相対的な違いとして非情物主語の他動詞文ではAタイプの例が約3倍も多かった(42例対142例)。 Aタイプの出現頻度に大きな差が見られる理由については、主述関係を用いた因果関係の表現形式は、原因を文頭に置いて注目させることができること、単文構造でも表現することができることを指摘した。本論ではこのようなAタイプのパターンを考察し、人の生理変化を引き起し得る主語タイプとして「現象」と「具体物」主語の連続性、人の心理変化を引き起し得る主語タイプとして「ある事実や事件」と「自分自身の感情や考え」主語の繋がりについて述べた。一方、Bタイプについては、他動詞文の典型性の度合いと出現頻度は比例していないことを指摘し、人主語を取るか非情物主語を取るかで意味の変化が観察される代表動詞として「呼ぶ」と「包む」を取り上げた。

참고자료

· 없음