日本語ヴォイス構文の自己知覚的非対称性に関する研究 - 中間構文、非能格自動詞構文、非対格自動詞構文を中心に -

서지정보

· 발행기관 : 일본어문학회
· 수록지 정보 : 일본어문학 / 94호 / 251 ~ 280페이지
· 저자명 : 천호재

초록

本稿の目的は日本語のヴォイス構文の中で中間構文(有生主語中間構文、無生主語中間構文)と関連構文(非能格自動詞構文、非対格自動詞構文)との自己知覚的非対称性を考察したものである。その結果、日本語中間構文に適用される自己知覚的概念の①自己の直接知覚(エコロジカル․セルフ、観察点の公共性․知覚の公共性․主語の属性、インターパーソナル․セルフ、エコロジカル․セルフとインターパーソナルの自己統合)、②自己知覚と言語表現(ゼロ形の意味論、仮想変化表現、観察点の公共性と表現の総称性、インターパーソナル․セルフと言語現象)、③視座の移動と自己の客体化(視座の概念、移動、運動․變化․位置關係と自己の客体化)、④一人称代名詞の獲得の社会的基盤(チンパンジーの自己鏡映像認知とその社会的基盤、一人称代名詞、他者の視座の獲得、インターパーソナル․セルフの理解)、⑤記憶と想像の中の自己(エピソード記憶、意味記憶、観察者の記憶、視野の記憶)などの下位概念が中間構文と関連構文の間で非対称的に発生していることが明らかになった。

참고자료

· 없음