島崎藤村著「夜明け前」について
- 최초 등록일
- 2015.04.02
- 최종 저작일
- 2011.10
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목차
1、はじめに
2、『夜明け前』の内容について
3、『夜明け前』に関する筆者の感想
4、おわりに
5、参考文献
본문내용
周知のように、島崎藤村は『文学界』に参加し、ロマン主義詩人として『若菜集』などを出版した。さらに小説に転じ、『破戒』『春』などで代表的な自然主義作家となったのである。同氏は『破戒』以降、自分自身をみつめ、人間の生きる社會を題材とした作品を書き続け、その内、日本の近代化を主題とした長編小説『夜明け前』が完成されたのである。『夜明け前』は、日本文学史を勉強するときにも触れたとおり、主人公である青山半蔵は、著者の父をモデルとしている大作である。
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以下の部分では、『夜明け前』の主な内容について把握したい。
長編小説『夜明け前』は明治の青年にとっての“父の時代”の物語なのであり、内容は二つの部分に分かれ、ひたすら木曽路の馬籠の周辺に潜む人々の生きた場面だけを扱っているが、それは幕末維新の約30年の時代の流れとその問題点を、全面的、かつ細部にいたるまで扱った作品である。
小説の主な舞台は木曽路の入り口である馬籠宿である。主人公は青山半蔵であり、彼は父の吉左衛門が馬籠の本陣・問屋・庄屋を兼ねた人だったので、これを譲りうけ、街道宿場の主人になるのである。
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前の部分では、『夜明け前』の主な内容について一度振り返ってみた。以下では、その小説を読んでから感じたものについて簡単にまとめる。
まず、その小説を読んでいる内、一番印象に残ったのは、山道を往来する人々の見る四季おりおりの美しい自然の様子に関する描写であり、その中では馬籠の景色、習慣などを綿密に描かれている。筆者は著者のそのような自然に関する描写は単に小説におもしろい要素を添えるため書き込んだものではないと思われる。また、そのような自然に触れる内容も一つの小説の中では人間と密接な関係を持つ大切なものになれると感じられる。小説の中ではそのストーリーを囲んでいる人々やその人々が処している自然環境いずれの要素が協同的な役割を果たしてはじめて、そのストーリーの完成度も保証できるのではなかろうか。
참고 자료
島崎藤村(昭和45年)『島崎藤村集(二)』築摩書房