12~14世紀イランのカーシャーン製陶器における銘文
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- 최초 등록일
- 2016.04.02
- 최종 저작일
- 2010.06
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서지정보
ㆍ발행기관 : 한국미술연구소
ㆍ수록지정보 : 美術史論壇 / 30권
ㆍ저자명 : 桝屋友子
영어 초록
イスラーム美術では美術における文字の使用が著しい特徴となっている。なかでも西暦12∼14世紀にイラン中部のカーシャーンという街で制作された様々な陶器、特に高級品の陶器と考えられる、彩画が金属的な輝きを呈するラスター彩陶器、多色のエナメル彩などで飾られたミーナーイー陶器にはおびただしい量の銘文が記されている。銘文の内容は、カーシャーン陶器の制作の状況を把握するためには貴重な資料である。
まず、銘文の内容には、制作に関する情報を含む後書き部分と本文に分けることができる。制作に関する情報はカーシャーン陶器の編年においては非常に重要であるが、浮彫り装飾を持つフリーズ·タイルを除き、銘文の本文を書き入れたあとにスペースが余った際に埋め草として書き入れられるもので、銘文を持つ全ての陶器に記入されている訳ではない。陶工の署名、年記が記され、陶工一族の系譜を復元することができたり、年記の特徴的な定型文の抽出により年記の偽造を見破ることができたりする。
銘文の本文は宗教的な内容と世俗的な内容に大きく分けられる。宗教的内容の銘文は器には使われないので、タイルに限られる。その多くはカーシャーンの陶工がシーア派に帰依していたことと関連してシーア派聖人の墓廟に由来するもので、イスラームの聖典コーランの特定の章からの引用やハディース(預言者ムハンマドの言行録)が多い。世俗的な内容には、不特定の持ち主の幸運の祈願がアラビア語で書かれ、そのほか、ペルシア語詩の引用がなされる。
カーシャーン陶器の銘文は多くの場合で書き入れられる位置や方向のために判読が必ずしも容易でない。銘文の内容が正確に読解されることよりも、文字が書かれているというその象徴性に意味があるのかもしれない。
참고 자료
없음
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